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乗鞍岳第3尾根

2020.02.22 Saturday

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相変わらず雪が降らないのでもう板を仕舞おうと思っていたら、18日家の周りに6センチほど積もった。

 

この時期スキーの事しか頭にない惚け老人は、乗鞍までゆけばもう少し多く、翌朝一番ならパウダーが楽しめるのではないかと目論んだ。

 

ところが当日(19日)前からの大事な用事を忘れていて、登り始めたのが11時過ぎ。

 

平日だというのにトレースがあり、ありがたく利用させてもらうが、登りながら意地汚く「彼らに滑降面が荒らされないだろうか」などと心配をする。

 

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 雪が少ない第3尾根の下部

 

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やはり下部は少なく、ヤブが多くて先行者もコース取りに苦労し、途中から徒歩になっていた。

 

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スキーをザックに付けて上部の牧場に出ると多くなり、再び牧場内をシール歩行。

 

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途中で夫婦松まで行ってきたという単独行者が滑降してきた。

 

あと3名くらいは猫岳方面にむかった由。

 

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 朴の木平スキー場の向こうに白山が見え出す

 

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 輝山の尾根も雪がない

 

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 白山

 

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牧場を過ぎて森林帯に入るとまた少なくなり、笹が多く露出していたので途中であきらめて下降に移る。

 

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老スキーヤーは、狙っていた斜面に「加齢なシュプール」を描くことができて悦に入る。

 

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下部はヤブに引っかかることが必至なので右の林道を滑り、途中からヤブの少ない斜面を下る。

 

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かくして短時間ながら白い粉と戯れ、あと朴の木の温泉で老体を労わり、晩酌の時間には盃を持つことができた。

 

シンプルな生活を旨としている隠居業として、今日も豊潤で完璧な一日を過ごすことができたわけで、感謝のほかない。

 

隠居の山スキー、滑降技術が我流で下手なので以前は「ブナ林の彷徨のほうが好み」などと韜晦して、もっぱら春先の滑りやすいザラメ雪を滑っていたが、この年になってから深雪にシュプールをつけて遊ぶのが面白くなり、余生の楽しみになってきた。

 

技術はまったく上達していないので、幅広の板など道具がよくなったことが大きい。

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白木峰

2020.02.13 Thursday

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 金剛堂山から見た白木峰

 

「白い粉中毒老人」の徘徊は続くが、相変わらずの寡雪で、昨晩から雨が降っていて気温も高い。

 

今年は昨年以上に「山スキー渡世難儀の年」になりそうだ。

 

このため、毎年行く飛越国境の白木峰(しらきみね)ならなんとか滑れるのでは、というMさんの計画に参加させてもらった。

 

メンバーは山岳会やそのほかの中高年男女10名。

 

八尾町から大長谷川沿いを遡るが、豪雪地帯のこのあたりも雪が少ない。

 

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それでも昨夜(8日)30僂曚匹旅濱磴あり、除雪車が出動していた。

 

この道は、江戸期飛騨の二ツ屋村から楢峠を越えて八尾から富山へ通じる幹線街道で、二ツ屋に口留番所が置かれていた。

 

今は国道になっているが、道も細く通る車もまれな峠道で、冬期間は閉鎖になる。

 

最奥の杉平集落にある大長谷温泉のまだ除雪中だった駐車場へ。

 

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いつもはすでに登山者の車が何台か停まっているのだが、この日は我々がはじめてだった。

 

閉鎖中の国道を南へ歩き、杉ヶ谷を過ぎてから取り付く。

 

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ヤブが出ていたので道路を辿り、上部で夏道ルートの尾根を辿る。

 

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いつもながら頂上が目的でないので、4時間弱登った標高1200mあたりで登高をやめ、林間の滑降に移る。

 

この地点の積雪量は1.7m。

 

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いつもよりヤブが多かったが、望んでいた腰までの深いパウダーを満喫することができ、皆さん満足。

 

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あと地元の人専用湯治場みたいな小さな温泉で汗を流して帰る。

 

一昨年上までガイドをしてくれた温泉所属のガイド犬=春ちゃん(春に生まれたという当時4歳のメスのシバ犬)は、去年の今頃休暇で家へ帰っていて会えなかったが、その後訃報を伝え聞いた。

 

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 2018年の春ちゃん

 

今回温泉の管理人さんに詳しい話を聞いたら、お産の途中急死したとのこと。

 

かわいそうに子供も亡くなったそうだ。お悔やみを述べた。

 

先頭に立ってラッセルしてくれ、下降も泳ぐようにして下り、随所でわれわれを待っていてくれた在りし日の元気な姿を思い出した。

 

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 2018年の春ちゃん

 

温泉の休憩所に、春ちゃんの子供の頃のかわいい写真が貼ってあった。

 

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大日ヶ岳

2020.02.06 Thursday

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 2月2日朝の大日ヶ岳(1,709m)

 

この冬一番の寒波がきて、今朝の高山は3僂曚匹寮兩磧G鮴鄲爾27僂世修Δ澄

 

今もまだ降っていて、来年のことがわからないスキーキチの年寄りは少しほっとしている。

 

それでも高山の昨日までの降雪量は合計9僂如∧診の合計167僂鯊腓く下回り、昭和28年の観測開始以来最も少ないという。

 

このところ、われわれ「白い粉(パウダースノー)中毒患者グループ?」が好んでいる大日ヶ岳・叺(かます)谷のパウダーにまだありついていなかったため、標高の高い所は降っているだろうと、一縷の望みを持って向かってみた。

 

メンバーは山岳会の8名の老若男女で、うちボーダーが1名。

 

日曜日(2月2日)とあって、高鷲スノーパークは早朝から駐車場に入る車が列をなしていて大賑わいだった。

 

フロントへ登山届を出してゴンドラに乗る。

 

ゲレンデは人工雪によって上部から下部まで一応滑走可にはなっているが、上級コースなどは芝が出て閉鎖になっているし、駐車場付近は積雪ゼロ。

 

ゴンドラ1本で一気に標高1,550mまで運んでもらえるので、年寄りにはありがたい山だ。

 

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頂上までのコースは斜面に灌木が目立ったが、普通に歩けた。

 

この日は、神岡のバックカントリースキークラブのメンバー5名も来ておられた。

 

このクラブは隠居より年上の方が何人かおられ、励みにさせてもらっている。

 

今回のメンバーのうち、元北飛山岳救助隊長のMさんは優に80歳をこえておられるし、また2歳年上のNさんなどは今までテレマークだったが今年からアルパインに転向し、道具一式を新調されたそうだ。

 

先輩方の情熱に脱帽のほかない。

 

 

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途中から遠望できた野伏ヶ岳の上部は白いものの、ダイレクト尾根には灌木が出ていた。

 

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頂上から叺谷を覗くと、残ながら上部まで灌木が露出していて断念。

 

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 叺谷

 

頂上から霊峰白山を遥拝。

 

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いつもは埋まっている方向盤や大日如来像がほとんど露出していた。

 

この大日ヶ岳は、後に白山を開いて有名になった僧泰澄がはじめて登り、ここから白山の飛騨側ルートを偵察したと言われている。

 

泰澄の夢に大日如来が現れ、この頂上に大日如来を祀ってほしいとのお告げがあったそうだ。

 

宇宙そのものを神格化したものが大日如来で、山であう雨や風、森林や谷、滝などはすべて大日如来の語られる真理と言われる。雪もそうなのだろう。

 

まず水後山への斜面を滑ったが、新雪がなく下部は灌木が出ていて早々に引き上げる。

 

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あと天狗山への北西尾根から大日谷の斜面や、蛭ヶ野への北東尾根を途中まで滑降した。

 

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コースは短いながら、ここでは上質な白い粉=パウダースノーを楽しむことができ皆満足。

 

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 天狗山へむかう登山者

 

登り返しては遊んだ。

 

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いつもは叺谷下部まで滑り、スキー場に近い往路へ斜めに登り返して帰るのだが、今回は頂上から往路を忠実に戻り、スキー場を滑降。

 

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 穂高連峰  乗鞍岳

 

帰路荘川の温泉「桜香の湯」に浸かって老骨を延ばしてから帰った。

 

さて、白い粉中毒の徘徊老人は次回どこへ。

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根子岳(信州)

2020.01.30 Thursday

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 根子岳

 

1月末になっても雪が降らず、今年はこのまま春になってしまうかもしれない。

 

それでも26日に山岳会の山スキー研修会が行われ、皆で信州まで足を延ばした。

 

昨年も飛騨は雪が少なく、信州栂池の天狗平まで行ったが、今年は菅平の根子岳2207mへ。

 

参加者は老若男女12名で、うちボーダーが2名。

 

菅平高原の奥ダボスキー場に駐車し、リフトに1回乗ったところが登山口。

 

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頂上までゆるやかな斜面が広がるので、登下降とも隠居のような年寄り、初心者向きだ。

 

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ここも雪が少なく笹が顔を出しているが、それでも滑降には支障がなさそうだ。

 

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メンバーと話をしながら、時々振り返って後立山の眺望を楽しみながら歩いているうち、頂上へ到着。

 

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 昔登った四阿山が見えた

 

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帰路はクラストしているところもなく、まあまあの雪質で、スキー場下部まで快適に滑降。

 

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こういうのびやかな地形の山は飛騨にはないので気分ものびやかになり、遠出の価値があった。

 

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なおこの山は、作家田中澄江氏が書いた『花の百名山』に入っていて、花はウメバチソウ。

 

年を取ったら?訪ねてみたい。
 

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乗鞍岳

2020.01.22 Wednesday

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 白骨温泉から乗鞍高原途中での乗鞍(1月18日)

 

飛騨は相変わらず雪が積もらない。

 

昨日の朝うっすらと白くなっていたが、昼間消えてしまった。

 

里でのあいさつは「雪ゃ降らんでありがたいこっちゃな〜」だが、各地のスキー場では「雪乞い」をしているとテレビが報じていた。

 

昨年も少なかったが、それでも富山県境の白木峰まで行けば結構あってパウダーが楽しめた。今年はここも少ないようだ。

 

来年のことがわからない隠居は、体が動くうち、というより生きているうちになんとか楽しんでおきたいと思っていたら、ありがたいことに若い(と言っても50歳代)岳友のFさんからお誘いがあった。

 

乗鞍の信州側は滑れるとのことだったので、二つ返事で参加させてもらった。

 

メンバーは、50歳代後半の体力抜群の男性F、Mさん、71歳男性Tさんと足弱隠居の4名。

 

いつも書くように、乗鞍岳は剣ヶ峰から飛騨側に派生している千町尾根がいちばんすばらしい山スキーフィールドだと思うが、なにせアプローチが長いのでなかなか入りにくい。

 

このため、スキー場のリフトで標高2000mまで運んでもらえる信州の乗鞍高原から年に1〜2度登ることにしている。

 

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スキー場は全面オープンしており、リフト2基を乗り継いで上部へ。

 

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雪は例年より1〜2mくらい少なく、はじめのうちはヤブが多く出ていたが歩行には支障がなく、滑降時もさほど苦にならなかった。

 

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この日(118日)は気温が高く、風もなく、春山のような感じで、森林限界に出ても薄着のまま登高できた。

 

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頂上からの蚕玉沢も寡雪で、岩が出ていた。Sさんの遭難地点にむかって黙祷。

 

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遅れているTさんとトランシーバーで連絡をとり、隠居は若い2人とトイレ地点まで登った。

 

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ここまでにしようと思ったが、上部の斜面があまりにもおいしそうだったので彼らに励まされ、肩の小屋まで行ってしまった。

 

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肩の小屋はいつも飛騨側からの強風が吹きすさび、気温が低く、昨年の今頃はマイナス10以下でカメラが動かなくなるほどだったが、この日は風も弱く素手でシールを外せたくらいだった。

 

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滑降は上部で部分的に氷結していたが、前夜降った雪が少しあり、予想通りの絶好のコンデション。

 

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 隠居の加齢なシュプール

 

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森林限界で待っていたTさんと合流。

 

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 どこかの山岳会がテント泊で訓練をしていた

 

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 少々の深雪も楽しめた

 

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気温が高い割に雪質もよく、スキー場まで快適に滑降できて皆満足。

 

あとスキー場を滑り、足をすこし捻った人がいたので風呂はやめ、いつもの店でソバを食べてから帰宅。

 

そしていつもの晩酌の時間には盃を手にし、単純なそして豊饒な一日を終えることができた。

 

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大鼠山(おおねずやま・1584m)

2020.01.15 Wednesday

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 岩井谷からの大鼠山

 

11日に今年の干支(えと)の山に登ってきた。

 

その年の干支の山に登る山岳団体があるし、個人でも登っている方がおられるが、隠居はそういうコレクターではなく、たまたま近くにあるのに気づいて登りに行ったもの。

 

飛騨は相変わらず雪が降らず山スキーはお預けのままだが、富山県境に近いこの山なら少しは積雪があり、林道往復ならスキーを使えると目論んだが、結果正解だった。

 

秘境、天空の地、最後の飛騨などといわれる山之村(山野村)にあるこの山は、桑崎山や天蓋山にくらべると地味で知名度は低い。

 

山名の由来は鼠の形をしているからでなく、山中に大きいネズコの木(別名クロベ・ヒノキ科常緑高木)が多かったことからきているらしい。

 

この山の南側にある双六谷沿いには、多くの鼠の精が入っていて動かすと祟るという「鼠石」があるが、この山とは無関係のようだ。

 

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山之村への入口である伊西トンネル手前まではほとんど雪がなかったが、そこを抜けると雪国であった。

 

まことに川端康成の『雪国』の書き出しのようで、とたんに白い世界が広がった。

 

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名にし負う豪雪地も例年よりずいぶん少なく、山吹峠への大規模林道(冬期閉鎖中)も乗り入れができて、森茂北ノ俣林道入口近くまで行くことができた。

 

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牧場前に駐車し、シールをつけて歩行を開始する。

 

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林道には30僂らいの雪があるが、両側は笹が出ているので、忠実に林道を歩くほかない。

 

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 天蓋山

 

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 振り返ると、孤独な老人のラッセル痕跡が・・・

 

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途中でスノーシューをはいたトレランスタイルの若い人が追い付いてきて抜いてゆく。

 

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 金剛堂山              白木峰

 

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 白山

 

林道は昔冬に登った岩井谷コースが俯瞰できるところでいったん少し下るが、やがて平らな地形の分岐に出る。

 

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 岩井谷

 

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 熊棚 このあたりは熊が多いようだ

 

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ここから先へ行くと「深洞(ふかど)湿原」に至る。

 

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分岐にスキーをデポして笹の中を進む。

 

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 北ノ俣岳の稜線

 

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 黒部五郎岳

 

途中で下山してきたトレランの若者とすれ違う。富山からきたとのこと。

 

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最高点からは木の間越に白い薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳が望めた。

 

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 薬師岳 北ノ俣岳

 

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 笠ヶ岳

 

スキーデポ地点へ戻る途中、岐阜からきたというスノーシューの若い人が登ってきた。

 

帰路は林道を車まで快速で滑り下りることができ、スキーができないストレスを少しは解消することができた。

 

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帰路もう一つのコースである岩井谷集落へ入って見た。

 

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今は住む人もなく廃屋だけがある淋しいところになっていて、大鼠山だけがポツンと聳えていた。

 

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乗鞍山麓で初滑り

2019.12.11 Wednesday

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 12月10日午後の乗鞍岳

 

今年も山スキーシーズンが到来した。

 

この年寄り、スキー寿命も本体の寿命も残り少なくなってきたが、今年もなんとか楽しみたいとこの8日、1人で老体と装備のチェックに乗鞍山麓へ行ってきた。

 

今年はすでに東北、北海道は積雪があるというが、飛騨のほうは昨年同様ほとんど降っていない。

 

来週オープンだという朴の木平スキー場を通過したが、積雪はゼロ。

 

国道158号線の平湯トンネル手前から平湯峠へ登る県道分岐もまったく雪がなくあきらめようと思ったが、県道を標高1400mあたりまで行くと雪が現れ、ここでスキーをはいて登高。

 

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 ノウサギ

 

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 ホンドキツネ

 

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 ⁇ 蹄系だがかなり小さい

 

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 ホンドタヌキ

 

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平湯峠も少なく、路面が露出しているところもあった。

 

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 峠にある若山牧水の歌碑

「のぼり来て平湯峠ゆ見はるかすひだの平に雲こごりたり」

 大正1010月白骨温泉に逗留したあと上高地へ入り、焼岳に登って平湯からこの峠を越えた。高山では歌人で飛騨山岳会員の福田夕咲と三日間飲んで歩いた。二人とも無類の大酒飲みであった。

「客人(まろうど)よ飛騨は山国風寒し何はなくとも酒きこしめせ」夕咲

「夕咲は悲しからずや朝に夕に薬のごとく酒を飲むかも」牧水

 

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 往時旅人が手を合わせた峠の石仏

 

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 ほとんど観音菩薩さま

 

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  十石山   金山岩

 

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 誰が作ったのか、アヒルがたくさんいた

 

平湯峠からスカイラインに入るととたんに雪が多くなり(といっても7〜8僂らい)、すでに何本かのシュプールがつけられていた。

 

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 輝山

 

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 いつも滑る輝山の下部はこのとおり

 

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夫婦松のだいぶ手前で歩行をやめ、滑降に移る。

 

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帰路峠から下部は部分的に雪が融けていて2ヶ所スキーを脱いだが、あとは快適な初滑りを楽しむことができた。

 

いつも書くが、山スキーの面白さを問われれば「無雪期に道がない山を自在に歩け、ブナ林を彷徨して木々と対話し、パウダースノーで浮揚感を楽しみ、そして昔岩登りで味わったクライマーズ・ハイほどではないが、目がくらむような斜面の滑降が面白くてたまらないから」などと答えている。

 

はたしてこの老骨はいつまで滑れるだろうか。

 

「いざ行かむ雪見にころぶ所まで」芭蕉

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乗鞍岳で滑り納め

2019.06.17 Monday

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先回書いたように、今シーズンは4月、5月のチベット行きで春スキーができなかった。

 

このため老骨は先週の立山のあと欲が出て、梅雨の晴れ間をねらって乗鞍岳へ行き、「納め」とした。

 

同行はテレマーカーのKさん。

 

この日は快晴。

 

蚕玉沢は岩が露出していたのでやめて、蚕玉岳と朝日岳の間の沢を上部から滑り、また途中から登り返して滑り、今シーズンを終えた。

 

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 笠ヶ岳と抜戸岳(バスの車窓から)

 

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 権現池と雪岳

 

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 霊峰白山を遥拝

 

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 滑降ルートとクレバス(青色)

 

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 じいさんの加齢な滑り

 

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 下から登る人も

 

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 再度途中まで登って滑る

 

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今シーズンはこれでまだ17回。昨シーズンは23回で、62日に立山山崎カールを滑って納めている。

 

この年になると来シーズンのことはわからないが、とにかく今シーズンは怪我もなく楽しむことができたので、大いなるものと山に感謝をして下山した。

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立山浄土山

2019.06.11 Tuesday

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浄土山からの剣岳

 

今シーズンの山スキーは、4月にチベット行きがあったため3月末の流葉山で中断していた。

 

旅の終りがけに引いた風邪のセキが帰国後も取れずに再開できずにいたが、「仕舞われる前にもういちど滑りたい」と愛用の板と靴にせがまれ、梅雨に入る直前の晴天の日(6月6日)をねらって立山へ行ってきた。

 

老骨に付き合ってくれたのは、2週間前にも立山へきているスキー仲間のSさん。

 

高山を5時に出たが平日とあって空いており、始発に乗って順調に室堂へ。

 

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いつも滑る雄山からの山崎カールなどはもう岩やクレバスが出ていたため、浄土山(2831m)へ行くことに。

 

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一の越の手前から右折して浄土山方向へとむかい、途中からスキーを脱いで夏道へ入る。

 

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 滑降したルート

 

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チベットでの高度順化のおかげであろう、病み上がりにしては調子よく登ることができた。

 

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 もう花が

 

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頂上からは富山平野や剣岳、そして南に目を転じると飛騨の槍ヶ岳や笠ヶ岳などが遠望できた。

 

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 家人から乞食みたいと言われた隠居の雄姿?

 

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 槍ヶ岳

 

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 わが笠ヶ岳も

 

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誰もいない頂上で心を開放し、この上ない幸せな気分にひたれるのだから、ここはまさに「お浄土」。

 

しかしまだ「お浄土の人」になるわけにはいかないので、頂上からの斜面を大きく左へトラバースし、北側のかなりの急斜面を滑降した。

 

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 雷鳥

 

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 Sさんの滑降(動画から)

 

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あとはそのまま室堂まで滑降となる。

 

この爽快さは何なのだろうか。

 

司馬遼太郎は遊牧民のことを、「騎乗で常にとどまることがなく動いている彼らは、一瞬の光の中にいる」と言ったが、大げさながらこれはわれわれ山スキーヤーにもあてはまるのではないかと思う。

 

われわれ農耕民族は一定の地面で身をかがめ日常の繰り返しで生涯を送るが、たまにこうして速く動くことを好むのは、大陸にいた頃の先祖の血だろうか。

 

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などととりとめのないことを考えながら室堂へ滑り込む。

 

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これで「板納め」となればいいが・・・。

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流葉山ー霧氷がきれいだった

2019.04.08 Monday

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 4月6日の乗鞍岳 4月はじめに降った雪で白い

 

今シーズンの山スキーも終わりに近づいたが、今回報告の流葉山でまだ15回。

 

例年と比べるとかなり少ないが、年とともにこうなってゆくのだろう。

 

4月に入ってから雪が降るなど悪天が続き、野暮用も入ってきて、その後なかなか出かけられないままだ。

 

しかし例年の「板納め」は5月末に立山を滑ってからなので、まだ道具を仕舞うわけにはいかない。

 

さて、富山県境の旧神岡町にある流葉スキー場をご存じだろうか。

 

一時期飛騨随一のスキー場としてとてもはやっていたが、その後できた朴ノ木や奥美濃などに客を奪われ、今ではかつての賑わいは見られない。

 

今年は少雪ということもあって3月中旬に閉鎖となったが、上部の稜線にはまだ結構な雪があるので滑りに行こうと、3月末に神岡のHさんからお誘いをいただいた。

 

同行は神岡山スキークラブのNさんとUさんで、2人とも隠居よりお年が上のテレマーカーだ。

 

雪がまだらに消えたスキー場を少し歩き途中からシールをつけたが、一面氷結していてクトーがよく効いた。

 

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 この場所はいつも上から雪崩れが出るとのこと 

 

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やがて稜線の国設スキー場へ出たが、前日の雨が凍って一面のきれいな霧氷が見られた。

 

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昨年流葉山から大洞山を経て割石温泉まで13舛鬟好ー縦走した時も美しい霧氷が見られ、写真を撮りに来ていた地元のカメラマンは、数年に一度しか見られない現象だと言っていた。

 

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 薬師岳 北ノ俣岳 黒部五郎岳

 

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 黒部五郎岳  双六岳  槍ヶ岳 笠ヶ岳 穂高岳

 

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 槍ヶ岳 笠ヶ岳 穂高岳

 

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ブナ林を少し登って流葉山(1432m)の頂上へ。下から3時間近くかかった。

 

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 もう根開きが 春は近い

 

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この日は曇りだったが視界がよく効き、剣岳から乗鞍岳までの飛騨山脈、飛越の山々が一望できた。

 

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 薬師岳〜穂高岳

 

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 見にくいが左に剣岳 

 

帰路は先日の白鳥山と同じで凍った雪面でスピードが出すぎてコントロールできず、林道から飛び出て下の斜面へ転落してしまったが、幸い怪我がなかった。

 

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 飛越国境の白木ヶ峰

 

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 金剛堂山

 

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去年は41日に乗鞍の肩の小屋の前でふくらはぎの肉離れを起こし、治るまで50日かかったので、年寄りは怪我に気をつけなければならない。

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