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北の山 6 幌尻岳

2017.08.27 Sunday

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 北カールからの幌尻岳

 

「糸の切れた凧」は孤独を楽しみながら北の大地をさまよい、日高山脈のほうへ。

 

ご存知のとおり日高山脈とは、狩勝峠近くの佐幌岳から襟裳岬まで約160舛砲よぶ大山脈だ。

 

氷河や河川の浸食で地形が険しく深いので、その分自然度が高くて野性味あふれる登山が楽しめるという。

 

昔北海道に住んでおられ、北の山に精通しておられる友人のU画伯のおすすめは、カムイエクウチカウシ山やペテガリ岳あたりだった。

 

このところ安易なピークハントが続き、少々刺激がほしくなっていた隠居は、はじめこれらの山に大いに食指が動いた。

 

しかしこの山域は特に「クマが濃い」ところと聞き、しかも昔福岡の大学生が襲われて3人も亡くなっていることなどを思い出すと、単独日高初見参で臆病者の隠居はひるんでしまい、とりあえず人が多いという幌尻岳のほうへ行くことにした。

 

山脈末端の襟裳岬を見てから太平洋岸を平取町へ向かう。

 

途中「新ひだか町アイヌ民俗資料館」を見学し、入山前に「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」などを見学。

 

日高山脈の最高峰である幌尻岳2052mは、アイヌの人がポロ・シリ=大きい山と呼ぶ山。

 

ここも近年深田百名山詣でのツアーで賑わっていて、ポピュラーな山に成り下がっているようだ。

 

林道を有料(2000円)のシャトルバスで入り、時間的に奥の山荘にも泊まらねばならないという少々めんどうな山で、バス、山荘とも事前予約が必要と聞いていた。しかも混んでいてなかなか予約が取れないとも。

 

前日に好天を確認してから電話を入れると、バス、山荘とも難なくOKだった。

 

シャトルバス発着場所の「とよぬか山荘」は、山中の過疎集落にあり、廃校の建物に登山者を泊めている。

 

朝9時発の便を予約していたが、乗車したのは隠居を含めて3名だけ。

 

林道を約1時間走ったところが終点で、ここから北海道電力の取水堰堤まで約7舛領啼擦鯤發。

 

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堰堤から谷沿いの登山道がはじまるので沢靴に履き替える。

 

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谷沿いと言っても忠実に谷を詰めるわけでなく、左右に渡渉するだけで、クライミングもなくてやさしいが、それでも過去に増水時に流されての死亡事故があったとか。

 

はじめは右岸の道を歩き、途中から15回ほどの渡渉を繰り返す。

 

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 渡渉につかう棒が置いてある

 

幌尻小屋は空いていて全部で10名くらい、一階は我々朝9時のバス組3人だけだった。

 

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もちろん寝具、食料持参で1500円。食事は屋外でとり、ザックは床下の倉庫へというきまりがある。

 

最近の百名山詣では、この沢歩きをきらって新冠ルート(長い林道歩きがある)からが増えているようで、そのせいで少ないのだろうか。

 

翌朝小屋の横から頂上を往復。途中から花畑が続き、日高山脈の最高峰から広大なこの山脈を一望することができた。

 

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その日のうちにバス停まで下ったが、体力があれば早朝のバスでの日帰りも可能で、途中そんな若い人に出会った。

 

沢を下降中、ガイドに引率された大勢の中高年とすれ違った。皆ヘルメットにハーネス、2名のガイドはロープと渡渉に使う長い木の棒を持参。

 

ガイドに「完全装備ですね」というと、「万一の場合を考えています」との返事。

 

トムラウシの遭難事故こともあり、引率する以上こうでなくてはだめだろう。

 

追記 報道によると、今日(29日)の午前、この沢で流されて3人が亡くなられたという。今朝の日高地方は雨のようであり、増水で流されたのだろうか。慎んでお悔やみを申し上げたい。増水時の沢(谷)はほんとうにこわい。

 

まだ日高山脈に未練があったが、昨年の台風被害でまだ林道が不通になったままのところもあり、今回はあきらめて夕張山地のほうへと北上した。

 

余談(=山以外のこと)

えりもの夏はにぎやかだった

隠居は歌手の森進一が特に好きなわけではないが、彼の「襟裳岬」の歌詞が好きで、年に12度行くカラオケの数少ないオハコの一つだ。

日高山脈の末端にあるその岬を一度訪れたいと思っていたので、広尾町から太平洋岸の黄金道路(建設に莫大な建設費がかかっているため)を走って一路岬へ。

岡本おさみの歌詞には「えりもの春は何もない春です」とあるが、案の定岬には大きい売店やいろんな施設が建ち、観光バスが出入りしてにぎやかなところだった。

 

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少々失望したが、それでも小さな灯台、ガスが巻いている岬の断崖、離れたところにある寂しい集落などを見てそれなりに満足。

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