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妙高三田原山南面

2019.03.05 Tuesday

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このところ山行報告が溜まってきて、ブログ掲載の日にちが古くなってきたのでご容赦ください。

 

鍋倉山を滑った日は、妙高杉ノ原スキー場の安ホテルに宿泊。

 

17日の早朝雪がチラついていたが、すぐに晴れてきた。

 

今日も老骨が正常に動くことに感謝しながら出発。

 

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 妙高山麓はこんな積雪量

 

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体調が悪いTさんは山はやめてゲレンデで遊ぶことになり、隠居とSさんとで杉ノ原スキー場のリフトを乗り継いで上部へ。

 

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3リフトの終点にはもう山スキーヤーがいて出発準備をしていた。

 

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登高は妙高山(2446m)の外輪山三田原山(2347m)の稜線までだが、途中雪崩が起きそうな小さな谷が2ヶ所あり、昨夜降雪があったので慎重な通過が必要だった。

 

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我々のすぐ前に、外人のガイドに引率された10名くらいの外人パーティがいたが、ガイドの適切な指示でこのエリアを通過していた。

 

適切な指示とは、危険個所では間隔をあけて一人ずつ通過、万一の場合を考えザックのベルト、ストックの手ベルト、スキーの流れ止めをはずすなど。

 

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危険個所を通過し、小さな雪庇を越えると、あとは急な斜面を登るだけだ。

 

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ここでも外人ガイドは無理がないコース取りをしていたし、クラストしたところではピッケルをふるって斜面を砕いていた。

 

上部へ行くにしたがって雪面がクラストし、クトーがよく効く。

 

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やがて妙高山の頭が見え出し、2300mの稜線に到着。

 

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ここから南面を滑るのだが、我々は外人さんご一行が滑る前に、急いで斜面へ入った。

 

まだシュプールがない広い斜面のパウダースノーを先にいただくという、姑息な考えからだ。

 

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老人2人は、年甲斐もなく大きい歓声を上げながら一気に滑り下りた。

 

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この一時というより刹那のために苦労して登る山スキーというものは、一般の人には理解できない遊びであろう。

 

やがて森林帯に入り、下部をトラバースして雑踏のスキー場へ戻った。

 

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鍋倉山

2019.02.26 Tuesday

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今年の飛騨はほとんど雪が降らないまま春になってしまいそうだ。こんな年は珍しい。

 

耐用年数をすぎた老体を励まし、なだめ、だましながら、雪を求めてのスキー行脚はまだ続く。

 

今年も鍋倉山(1289m)を滑ろうというSさんの提案で、16日にまた北信へ。

 

メンバーは山岳会の高年3名、中年1名、壮年1名の5名。

 

上信越自動車道から国道117号線に入って北上すると、とたんに雪が多くなる。

 

関田峠を経て新潟県へ通じる県道は温井集落末端から除雪がしてなく、ここに駐車。

 

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長野、新潟県境の鍋倉山は、全山がブナ林に覆われているので四季を通じて人気の山だ。

 

近年特に山スキーに訪れる人が増えて休日などは路上駐車が多く、集落で迷惑がられているとか。

 

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昨年はなかった臨時の駐車場が設けてあった。

 

休日とあってすでに10台以上の車がきていた。

 

民家の裏の田から谷の左岸を登り、田茂木池のある平地に出る。

 

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 落ちたらたいへん

 

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鍋倉山から出ている東尾根の裾を、雪崩を避けて大きくまいて小谷に入り、途中からあがってブナ林に入る。

 

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太いブナ林が続き、ガスが巻いて幻想的な景色の中を登る。

 

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雪の降り方がますます激しくなり、気温も急激に下がってきたので、稜線へ出るのをやめて往路を滑降することにする。

 

往路を滑って駐車場所に戻った。

 

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 深くて重い雪に時々立ち往生

 

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この日は高山から来た若い2名は日帰りで、暇な年寄り3名は妙高杉ヶ原スキー場のホテルに泊まり、翌日の三田原山に備えた。

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乗鞍岳

2019.02.19 Tuesday

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この隠居、静かに老いを養っておればいいものを、今年になってから毎週欠かさずに長いものを持ってうろついており、家人からあきれられている。

 

210日久手牧場から夫婦松を経て大崩山へ登り、北西斜面を滑って遊ぶ予定だったが雪が少ないのでやめ、県境を越えて乗鞍高原から入ることにした。

 

メンバーは、50歳代後半の体力抜群の男性3名と足弱隠居。

 

いつも書くように、乗鞍岳は剣ヶ峰から飛騨側に派生している千町尾根がいちばんすばらしい山スキーフィールドだと思うが、なにせアプローチが長いのでなかなか入りにくい。

 

このため、スキー場のリフトで標高2000mまで運んでもらえる信州の乗鞍高原から年に1〜2度登ることにしている。

 

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この日は「天気晴朗なれど低温、風強し」で、強い冬型。

 

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森林限界に出ると一面氷結していてクトー(スキーアイゼン)がよく効く。

 

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今年は雪が少なく、頂上からの蚕玉沢は岩が出ていた。

 

S君の遭難場所にむかって黙祷。

 

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足が速い3名に先行してもらう。

 

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彼らは途中から蚕玉岳右の斜面を登り、隠居は肩の小屋を目指す。

 

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昔凍傷になった手の指が痛み、マイナス10度まで0Kのカメラが動かなくなるほど低温だった。

 

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3名は稜線手前から滑降し、隠居は肩の小屋少し手前から滑降して合流したが、強風でスキーを履くのがたいへんだった。

 

滑降は氷結した上に前夜降った雪が15僂曚匹△蝓△海譴鯀んで滑ったので意外と快適であった。

 

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(今回途中でカメラが凍ってスマホ主体となり、思うように撮れなかった。)

 

このコースは高山気分が味わえ、ヤブがないのですっきりした登下降ができ、何回滑っても楽しい。

 

あとスキー場を滑り、温泉に浸かって老骨を延ばしてから帰宅。

 

そしていつもの晩酌の時間には盃を手にし、単純なそして豊饒な一日を終えることができた。

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白馬乗鞍天狗原〜鵯(ひよどり)尾根

2019.02.12 Tuesday

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『梁塵秘抄』の「遊びをせんとや生まれけむ・・・」ではないが、遊戯三昧老人の雪遊びは止まらない。

 

毎年山岳会の山スキー研修というのが近場で行われるが、今年は少雪のため23日長野県北部まで出かけた。

 

参加者は老若男女9名で、うちスノーボーダーが2名。

 

研修と言っても皆経験者なので山行を共にして情報交換をするだけだが、この山域がはじめての人もいた。

 

今回は栂池スキー場から天狗原に登り、鵯(ひよどり)峰への尾根を西鵯コルへ滑り、栂の森へ戻る計画。

 

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 登山口には雪崩ビーコンのテスト機械がある

 ×の所へ自分の器機を近づけ、緑の〇になれば作動OK

 

栂池ロープウエイはまだ営業していないので、栂の森駅から林道を歩き成城大ヒユッテまで。

 

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心配していたこの間の雪崩多発地帯は問題なかった。

 

ここからはいつもの尾根コースをたどり、天狗原へ。

 

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天気がいい休日はいつも多くの人が登っているが、時期が早いためかほとんどいない。

 

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天狗原に着いて白馬乗鞍岳の南斜面を見ると、雪崩れた跡があった。

 

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帰ってからMさんがくれた情報によると、昨日(221125分頃)雪崩れて2名が巻き込まれ、1名は自力で脱出、もう1名が埋没して付近のスキーヤーが掘り出し一命はとりとめたが、大腿骨骨折とのこと。

 

去年の317日、まったく同じ個所が目の前で雪崩れ、1名が下部まで流された。その前に別の斜面が雪崩れたのも目撃しており、1名が末端でまで流され助かっている。

 

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 2018年3月17日の雪崩

 

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 2018年3月17日の別の斜面の雪崩 

  下部に助かった人が見える

 

降雪後の白馬乗鞍岳はこわい。

 

天狗原からボーダー2名は往路を下降することにし、あと7名は東のピークへ滑降。

 

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雪庇の出た尾根を通過し、西鵯(ひよどり)のコルへ下る予定だったが、この頃から気温が上がって急に雪が腐りだし、春雪のように重くなった。

 

このため途中から木が少ない南斜面へ滑降。

 

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成城大ヒュッテの上でボーダーと合流して往路を栂の森駅まで戻り、あとスキー場を下まで滑降。

 

今回からトランシーバを全員携行としたが、遅れた時やパーティの分散の時の連絡に役立った。

 

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今回は期待していたパウダーは得られず残念だったが、標高差1400mの滑降でその不満を解消した。

 

この日は予報通り午後から急速に天気が崩れてスキー場の途中で雪がちらつきはじめ、駐車場へ戻った頃には雨に変わった。

 

帰路にはおきまりの温泉と信州そば。

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白木峰 II

2019.02.05 Tuesday

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 さすが飛越国境は雪が多く、

  大長谷川沿いの家では雪下ろしをしておられた

 

今日(5日)の飛騨は春のようなポカポカ陽気で、庭の雪はほどんど消えてしまった。

 

雪を求めて「白い粉中毒老人」のスキー行脚は続く。

 

また1週間前(127日)の報告で恐縮です。

 

大日ヶ岳へ行こうと思ったが、ここも積雪がないということで急きょ富山県へ転進。

 

今年2回目の白木峰だが、この日は先回逃したパウダーが豊富な谷を滑ることに。

 

メンバーは、山岳会の老若男女7名(高年は隠居ほか1名、中年2名、壮年3名のうち女性1名)の混成パーティで、スノーボーダーが2名。

 

大長谷川最奥の集落杉平(すがたいら)大長谷温泉に到着すると、既に78台の車がきていた。

 

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今回は閉鎖中の国道を南へ歩き、杉ヶ谷を過ぎてから取り付く。

 

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今回も先行レースがあり、ありがたく使わせてもらうことに。

 

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頂上が目的でない我々は、4時間ほど登った標高1200mを過ぎたあたりで登高をやめ、林間を大滑降とすることにした。

 

望んでいた腰までの深い、おいしいパウダースノーを満喫できた。

 

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下山後温泉につかる予定だったが、1名が遅れたため時間を食い、帰ることに。

 

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エサを持ってきた人もいて、皆会えるのを楽しみにしていた温泉所属のガイド犬=はるちゃんは、この日は勤めを終えてもう家に帰ったとのことで、残念ながらいなかった。

 

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 昨年ガイドしてくれたはるちゃん

 

認知障害になりかけのこの老スキーヤー、まだ若い人に遊んでもらえるのでありがたいことだ。

 

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斑尾(まだらお)山

2019.01.29 Tuesday

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 斑尾山の山頂にある薬師如来像

 

高山市街、昨日までほとんど雪がなかったが昨晩まとまった降雪があり、今朝この冬はじめて除雪車の出動があった。

 

それでも15センチほどでたいしたことはない。

 

また1週間前の話で恐縮ながら、飛騨は相変わらず雪が降らないのでパウダースノーを楽しみたいというMさんの発案で、北信州の山へ行ってきた。

 

メンバーは中高年おじさん、じいさん7名で、うちじいさんが隠居のほか2名。

 

山は北信五岳の一つ斑尾山(1381.5m)。

 

斑尾山は、他の四つの戸隠山(1,904m)、飯綱山(1,917m)、黒姫山(2,053m)、妙高山(2,454m)と比べて際立って標高が低いが、中野市周辺から五岳を眺めた時、一番近い斑尾山が他の山とあたかも同じような高さで見えるため、選定されたといわれる。

 

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斑尾スキー場のリフトを乗り継いで、スキー場トップから30分ほど歩くともう頂上に着き、ここから滑降できるという楽なコース。

 

歩く距離があまりにも短くてなにか物足りない。

 

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以前雪のない時に登ったが、別名薬師岳といわれる頂上の石の祠には13体の薬師如来石像が祀られていた。

 

そばの説明書きには「昔如来像1体を里へ下したものの、その家に災難が続き、また戻しにいったがどうしても祠に入らなかった。別の日に見に行ったらいつの間にか収まっていた。」とあった。

 

伝承によるとこの像にいたずらをすると雨が降るらしい。

 

そういえば隠居が登った日も、祠に触ったためか雨が降った。

 

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 十二神将像と一体の薬師如来像説もある 

   歴史がある山はいいものだ

 

われわれはシールをつけたが、ゲレンデスキーを担いだ外人が徒歩で頂上へきては滑っていた。

 

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ここから北東側の林間を老骨を軋ませて滑ったが、結構な深さのパウダーがあり、楽しむことができた。

 

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下部をトラバースしてスキー場へ戻り、時間があるのでもう一度リフトで登り、頂上から別の斜面を滑降した。

 

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下の道路に出て、車を取りにいってもらう。

 

温泉「まだらおの湯」で温まって帰る。

 

温泉から少し下ると、もう上信越自動車道の豊田飯山I.Cで、松本I.Cまで直行できる。便利な世の中になったものだ。

 

ネットで斑尾山のことを見ていたら、文部省唱歌「ふるさと」に歌われている「うさぎ追いしかの山」は、この斑尾山をさし、「こぶな釣りしかの川」は斑尾川を指しているという説がある(異説あり)と、書いてあった。

 

北信州は飛騨と同じ山国ながら山裾がゆるやかで空が広く、一味違う風土だといつも思う。

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八方尾根・ガラガラ沢〜押出沢滑降

2019.01.22 Tuesday

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 ガラガラ沢へトラバース

 

このブログ、このところ山行が重なったため、報告の鮮度が落ちてしまいご容赦ください。

 

飛騨は相変わらずの少雪、寡雪で、一昨日の夕方などは一時雨になっていた。

 

14日に大日ヶ岳へ行こうとしたが、頂上からの叺(かます)谷がヤブで滑れないと聞いたため、信州へ転進して久しぶりに八方尾根へ。

 

今回も中高年(また隠居だけ高年)4人のパーティでむかう。

 

高山を朝早く出て、始発くらいのゴンドラとリフト2つを乗り継ぎ八方池山荘へ。

 

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八方の山スキーといえば、昔スキーで尾根を忠実に歩き、途中にデポして唐松岳まで登ったことがあったが、最近は八方山荘と丸山の間から東面の谷を滑り下りるという。

 

脱ゲレンデの山スキーヤー、ボーダーが結構きている。

 

リフト終点の八方池山荘からシールをつけて登高を開始し、第2ケルン手前から東斜面へ入る。

 

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ガラガラ沢上部へトラバースし、広い斜面を大滑降。

 

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途中から右の押出沢へ滑り込む。

 

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ちょうどブーツほどの深さの新雪にシュプールをつけて滑るが、部分的に急なところもあり結構楽しめた。

 

谷裾をトラバースして谷を対岸へ渡渉し、左岸の林道を滑って終了点の二俣へ。

 

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 林道終了点

 

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このコース、景色を楽しみながら少しの歩行で大滑降を楽しむことができるのでなかなかいいが、雪崩のリスクがあり、滑降前に慎重な判断が必要だろう。

 

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飛騨はこのあともほとんど降らず、われわれ山スキー渡世はあがったりだが、里の人は喜んでいる。

 

このところの里人の会話は「今年ゃ、雪や降らんでありがたいなー」「そやなー、ほんとありがたいこっちゃなー」「このまま降らんにゃいいなー」

 

うっかり「もっと降りぁいいなー」なんて言ったものなら、白い目でにらまれる。

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白木峰

2019.01.15 Tuesday

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 金剛堂山からの白木峰

 

飛騨は相変わらず雪が少なく、スキー場も一部しか滑れない。

 

今年は「山スキー渡世難儀の年」になりそうだ。

 

このため富山県まで行ってパウダースノーを滑ろうというMさんのお誘いで、飛越国境の白木峰へ行ってきた。

 

メンバーは山岳会の中高年(高年は隠居だけ)スキーキチ男性3名。

 

大沢野町の手前で八尾町へ通じる県道へ入り、途中で左折して久婦須川、野積川などの河川を横断し、大長谷川沿いを北上するが、豪雪地帯のこのあたりも雪が少ない。

 

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この道は、江戸時代飛騨の河合村から楢峠を越えて越中八尾へ通じる幹線街道であり、番所も置かれていた。

 

今は国道になっているが、道も細く通る車もまれな峠道で、冬期間は閉鎖になる。

 

最奥の集落杉平(すがたいら)に到着し、大長谷温泉の駐車場に停めさせてもらう。

 

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駐車場には既に富山ナンバーの車が2台停まっていて、山スキーヤー2パーティが出発するところだった。

 

われわれはトレースをありがたく使わせてもらうことに。

 

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トレースはいつも滑る谷とは違う方向だが、上部で目的の谷へ合流するはずだと思いつつ跡をたどる。

 

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途中で彼らは仁王山経由で白木峰頂上へ行くことが判明。

 

頂上が目的でない我々は、標高1200mを過ぎたあたりで登高をやめ滑降を開始。

 

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往路を滑って途中から南の谷へ入ったが、気温が高いため雪が腐ってきて、期待していたパウダースノーは得られずじまいだった。

 

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地元の人専用の湯治場みたいな小さな温泉で汗を流して帰る。

 

昨年上までガイドをしてくれた温泉所属のガイド犬=はるちゃん(春に生まれたという4歳のメスのシバ犬)は、温泉管理人の車の中で寝ていた。どうも休暇をとっていたらしい。

 

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 去年1月14日のはるちゃん

 

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隠居の山スキー、滑降技術が我流で下手なので、以前は「ブナ林の彷徨のほうが好み」などと韜晦してもっぱら春先の滑りやすいザラメ雪を滑っていたが、この年になってから深雪にシュプールをつけて遊ぶのが面白くなってきた。

 

ただ極上のパウダーにありつけるのは、いろんな条件がそろうことが必要で、シーズン中に12度あるかどうかだ。

 

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 昨年のパウダースノー滑降

 

この老骨、はたしていつまで滑れることやら。

 

いざ行かむ雪見にころぶ所まで 芭蕉

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霊峰位山へ初詣

2019.01.08 Tuesday

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今年も神の山へ初詣に行ってきた。

 

雪が少ないので下から歩くつもりで登山靴も持参したが、リフトが動いていたので山スキーを履くことに。

 

隠居は自然崇拝が本質の古神道に関心があり、飛騨一の宮=水無神社のかつてのご神体である位山を一人信者として崇め、年に何回か登拝している。

 

日本人が太古から神が住まわれるところとして崇めてきたのは、神奈備(かんなび=目立つ山)、神籬(ひもろぎ=古木)、磐座(いわくら=岩)、そして靈(ひ=太陽)などだ。

 

位山は神奈備であり、そこには「天の岩戸」という磐座がある。

 

この山には不思議なエネルギーが満ちていて、「崇教○光」をはじめいくつもの宗教の崇拝の対象になっていることはご存知のとおりだ。

 

時々そんな団体が、山中で宗教儀式をやっているのに出くわすことがある。

 

天孫降臨の伝説もあり、平安時代には都人が歌に詠み、現在ではUFOの基地があるという人もいて、とかく昔から話題の多い山だ。

 

この日はよく晴れていてリフト終点からは飛騨山脈が一望できた。

 

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 スキー場も雪が無く、メィンゲレンデは滑れない

 

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 剣岳も

 

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 乗鞍岳

 

独りで静寂に包まれた森を歩き、「天の岩戸」に到着。

 

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酒、塩、米などを捧げて、世界平和などを祈願。

 

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このあと頂上手前の広場へ行き、神々しい白山を遥拝する。

 

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 三方崩山

 

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 御前岳 栗ヶ岳

 

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次は頂上の三角点そばのピラミッド岩を掘り出し、パワーをもらう。

 

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その昔、東京からきたという女性に教わったこの岩は、近年パワースポットとして有名になっているようだ。

 

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次にはもう一つのピラミッド岩まで行き、ここでもパワーをもらう。

 

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ここは数年前に山中で出会った不思議な老人(隠居の事ではない)に教わった場所で、あまり知られていない。

 

その老人の話では、感じる人は岩に触れただけでピリピリするらしいが、鈍感な隠居はいつも何も感じない。

 

あと厳冬期も凍らないこれも不思議な水=ご神水まで下り、水を汲む。

 

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東斜面をスキーラッセルしながらまき、御嶽山と乗鞍岳を遥拝して天の岩戸に戻る。

 

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帰路は雪が少なく、笹や岩に苦労しながら滑降してスキー場へ戻ったが、結局この日は終日隠居の貸し切りだった。

 

今年も霊山からたくさんエネルギーもらったので、なんとか頑張れそうだ。

 

<以下去年も書いた余談>

もうブームは去ったようだが、飛騨の場所がいくつか出てくる人気アニメ映画『君の名は』の主人公の女子高校生は、巫女さんだという。

 

そして彼女が巫女をつとめる実家の神社の名は、宮水神社というらしい。ご神体は山頂にある巨岩だという。

 

ひょっとしたらこの神社は水無神社がモデルで、その巨岩は「天の岩戸」だろうか。

 

そんなことを知らないのはこの年寄りだけで、聖地巡りのフアンは皆知っていることかも知れないが・・。

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西穂高の稜線散歩

2019.01.01 Tuesday

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明けましておめでとうございます

 

旧年中は下手なブログを覗いていただき、まことにありがとうございました。

 

この隠居、寄る年波で山行回数もだんだん減ってきて、このブログも四方山話のほうが多くなってきました。

 

いつまで発信できるかわかりませんが、本年もよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

 

さて毎年同じことを書くが、冬になると普段は書斎の片隅でおとなしくしている愛用のピッケルとアイゼンが、「吹雪の稜線が恋しいので連れて行ってくれ」とせがんでくる。

 

今はもう昔のように重荷を背負って深雪をラッセルし、テントで越年をすることがなくなったので、軟弱ながら、毎年ロープウェイを使って西穂高の稜線を歩いてくることにしている。

 

今年は久しぶりに西穂の小屋前でテント泊を予定していたが、前日雨だったので、12月24日(月)にFさん、Nさんと日帰りで歩いてきた。

 

この日は弱い冬型で山も時々顔をだしてくれ、ピッケルとアイゼンを喜ばすことができたし、烈風のなかで心身の浄化もできた気がする。

 

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 Nさんはピラミッド、Fさんと隠居はその手前までとする

 

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 笠ヶ岳 抜戸岳

 

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 霞沢岳

 

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 笠ヶ岳の雄姿
 

これもいつも書くが、この時期ロープウェイから眼下を見ていて思い出すのは、まだロープウェイのないころ新穂高からの深雪ラッセルにあえいでいた若き日の自分だ。

 

新穂高から鍋平へはいきなりの急登でたいへんだったし、このあと西穂山荘前のテント場まで途中で一泊が必要だった。

 

当時(約半世紀前)は、今よりずいぶん雪が多かった気がする。

 

偏屈隠居は、山スキーに出かける日以外は温かい部屋に閉じこもり、もっぱら読書と駄文書きをしているが、ふと窓の外のふりしきる雪を見ていると、また吹雪の稜線を歩きに行きたくなる。

 

この「山恋病」、膏肓に入って久しい。

 

雪嶺に駆けのぼりたき夜ぞ街へ (石橋辰之助)

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